LIFEとお金

生保、医療保険に入る前に知っておきたい「高額療養費」と「遺族年金」のこと

くう、ねる、ふやす

きょうは「保険」のことについて書いていきたいと思います。

わが家はこれまで「保険はムダでしょ」という考えから、今までほとんど保険に入らずに過ごしてきました♪

30代という年代、そして夫婦二人の健康状態などをよく考え、「病気や事故になるリスク」と「いやー、まだ若いから何も起こらないでしょー」という二つの要素を天秤に乗せ吟味しました。その結果・・・

シソビ
シソビ
30代は保険は本当に、最小限に!

という結論になり、保険にお金💰をかけるよりも、30代はとにかく「お金を作る」「貯める」ことに力を注いできました。

そうできたことにはもちろん理由があります。夫は子どもがいる会社員です。日本の社会保障の制度は、こうした会社員にはとても手厚い公的な保障があります。

まず知っておきたいのは、「高度療養費制度」と「遺族年金」です。この二つの概要をおさえておくのは、生命保険や医療保険をチョイスするのにあたり、大事な知識となります。家庭の状況などは人それぞれですが、少なくともこの二つは国が用意している制度です。

要件を満たせば、誰でも使えます。

知っておいてまったく損はありませんし、知っていると無駄な保険に入る必要性もなくなってきます♪ということでこの記事は・・・

「子どもができた!」などのライフイベントで保険を見直そうという方

◆「高度療養費制度」について知りたい方

◆「遺族年金」のさわりだけでも知っておきたい方

こうした方々に向けて書いています。お付き合いください。

わが家の加入保険をピックアップしてみた

日本には一口に「保険」といっても、いろいろありますよね。生命保険、医療保険、損害保険・・・。さらに車を持っていれば、自賠責に任意保険がありますし、住宅を購入すれば、団信に火災保険・・・

ピックアップするだけで、かなりの数になります💦

しかし、今回は生命保険と医療保険に絞って話を進めていきます。その上で、まずはわが家が加入している保険をご紹介します。

わが家が加入している保険

◆生命保険:夫・・会社の団体定期保険(保険金額2500万円)

妻・・なし

◆医療保険:夫・妻ともなし

◆住宅:団信・火災保険

◆損害保険:共済の傷害保険(自転車保険含む)

いかがでしょうか?おそらくですが、同じ40代の子ども二人がいる家族と比べるとかなり少ないと思います。

基本的には、夫が死亡したときのみ、ある程度の保障が受けられるという設定です。どれも「掛け捨て」ですから、貯蓄性もありません。

団信は住宅ローンの返済に組み込まれていますし、火災保険も一括で払ってしまいました。すると月々に支払っているのは、夫の生命保険、こちらは月5000円ほど。また家族全員の傷害保険は月1500円ほど。あわせて6500円しか、わが家は保険にかけていません。

さらにこの生命保険は配当金もあり、年2万円ちょっとかえってきます☺これを含めると月の支払いは、傷害保険とあわせて大体月5000円ぐらいです。

マイカーもありませんので、自動車系の保険も一切ありません。保険は加入すると、毎月強制的にお金がかかってきます。

家計を切り詰めるなら、まず真っ先にハサミ✂を入れるのが保険の分野です。

わが家は30代の始めに一度ガツッと整理して、ここまで減らしました。そのおかげで、30代は住宅など大きな買い物をしながらもお金をある程度貯めることができました。

日本人は生命保険にどれぐらいのお金を出しているか

保険を考えるとき、別に他人のことを気にする必要もないのですが・・・せっかくなのでみなさん、保険にどれぐらいのお金をかけているのか❓参考までに調べてみました。

そしたらありました‼公益財団法人「生命保険文化センター」が、3年ごとに生命保険の実態調査を行っています。

そちらが先月発行した平成30年のデータを見てみます。

まず世帯の生保の年間払い込み保険料、つまり生命保険系に年間どれぐらいのお金を出しているか?というデータです。

平成30年 38.2万円
平成27年 38.5万円
平成24年 41.6万円
平成21年 45.4万円
Akoさん
Akoさん
年38万円!?ということは月に3万円以上支払っていることになるね

9年前と比べるとだいぶ減っていますが、それでも3万円以上、生保に拠出しています。そして生命保険の世帯加入率【世帯主年齢別】ですが・・・

30歳~34歳 81.4%
35歳~39歳 80.0%
40歳~44歳 84.5%
45歳~49歳 86.0%
50歳~54歳 85.1%
55歳~59歳 83.9%

やはり働き盛りの40代~50代が最も高いラインになり、およそ85%の人たちが加入しています。そりゃ、そうですよね。この生命保険の普通死亡保険金額の平均は2,255万円だそうです。まあ、妥当なところでしょうか。

一方、生命保険に加える形での医療特約や医療保険の加入率も高く、88.5%、ガン保険・ガン特約は62.8%と多くの方が入っているようですね♪

この生命保険文化センターのデータはこちらから見ることができます📚興味ある方は一度見てみるといいかと思いますよ。

生命保険の年間払い込み料・・・月平均は3万円ちょっと/年間38.2万円

◆生命保険は8割以上、医療保険・医療特約も8割以上が加入

病気で入院・・・「高額療養費」で自己限度額内に

こうして比べてみると、やはりわが家は、加入している保険が少ないですね。医療保険もつけていません💦

これには、わが家なりの理由がもちろんあります👉いろいろありますが、この二つの制度の存在が大きかったのも理由の一つです。

ひとつは「高額療養費」の制度です。これは公的医療保険による制度で、医療費が高額になったとしても世帯の所得によって、上限額以上の料金は実質かからない、という非常にありがたーい制度です。

言葉だけじゃわかりにくいので、国が公表しているデータを見てみます。

高額療養費制度

(厚生労働省HPより)

こちらの例をまとめるとこのようになります。

◆かかった医療費の総額:100万円

自己負担:3割負担なので30万円 ⇒これだと高いですよね

◆高額療養費:所得により計算式が異なるが、この例では・・・

80100円+(100万円-26万7000円)×1%=8万7430円

30万円-8万7430円 = 21万2570円が高額療養費として支給

最終的な自己負担:8万7430円

ということで、3割負担だと30万円になる医療費が最終的には8万7430円で済むことになります。

ただこれには、病院での「食費」や「居住費」「差額ベッド代」、または「先進医療」などは対象外になっています。そこだけは注意が必要ですが、「限度額適用認定証」を先に取得しておけば、窓口負担が9万円弱で済むので、知っておいて損はないですよね。

先ほど所得によって違いがあると言いましたが、その所得による基準は次の通りです。これが基本の計算式になりますので、ぜひおさえておいてください♪

高額療養費制度

(厚生労働省労働省 HPより)

ここの医療費は3割負担ではなくあくまで「総医療費」です。ほかにも「世帯合算」や「多数回該当」などもあるので、興味ある方は一度見ておいていただくといいかもしれません。知っていると知らないでは大違いです。

わが家はこれがあるので、しばらく医療保険はいらない‼というスタンスでやってこれました。もしもの「病気」や「ケガ」で大きな治療費がかかったとき・・・つまり医療保険が関わるような分野にはこうした保障があることは知っておきたいものです。

「高額療養費制度」を使えば、医療費は基本は、自己限度額を超えない!

注意!:入院中の「食費」「居住費」「先進医療」は対象外です

夫が死亡した時・・・「遺族年金」をおさえておく

そしてもうひとつ、夫や妻など一家の働き手がもしもの事態で亡くなってしまったとき、頼りになるのが「遺族年金」です。

これも概要は知っておくと、生命保険を考えるときに、保険金額のかけ方などの参考になると思います。

ただこの「遺族年金」、ちょっとクセがあります💦

シソビ
シソビ
「会社員」・「子がある妻」には手厚い制度だと思う❢

どういうことか?これも厚生労働省のHPにわかりやすい具体例がありますので、見てみます。

遺族年金の例

(厚生労働省HPより)

この例の一番左側をご覧ください。

会社員で厚生年金に加入している夫が死亡。家族に18歳未満の子が二人いる場合に、妻が受け取ることのできる遺族年金の例が示されています。

ちょっと見にくいですが、14万円近くが支給されることになります💰これはけっこう大きいなーとわが家では思っているのですが、いかがでしょう?

下の注意書きにシミュレーションの条件が書かれています。この年金制度は本当に複雑なのでなかなか一口で語れないところが辛いのですが・・・

ざっくりここでは、以下の2点はおさえておいたほうがいいと思います。

遺族基礎年金は、18歳未満の子がいる妻に支給される

◆会社員で厚生年金に加入していないと、遺族厚生年金は支給されない

ということは、、です。18歳未満の子がいない配偶者で夫が自営業だったりすると・・・

シソビ
シソビ
遺族年金はほとんどもらえないことに・・・

なります。これは実際にわが家の実父が亡くなったときに、痛いほど思い知らされました💦実父はまさに自営業。子どももすでに成人していたので、実母は遺族年金をビタ一文もらうことができませんでした。

ただ逆に養育費・教育費がかかる子どもがいる場合、そして亡くなった配偶者が会社員で厚生年金に加入していると・・・

Akoさん
Akoさん
けっこうな保障があるんだね。これはありがたいよね♪

ということになります。また遺族厚生年金は、平均報酬月額といって、夫など亡くなった配偶者の収入が関わってきます。

つまり一家の大黒柱である配偶者が亡くなったとしても、遺族厚生年金が受給できれば、それなりの年金が支給され、生活費の大きな支えとなることが想定できます💰

住宅も購入する際に団信に加入しておけば、住宅ローンが帳消しになります。

こうしたことからまずざっくりと試算していき、たとえば残された妻が「どれぐらい働けば生活が回るのか?」。また「子どもが手を離れるまでに、必要な教育費はいくらぐらいなのか?」を考え、生命保険の保険金額を考えるのが妥当な選択になるかと思います。

遺族年金の大事なポイント

会社員・子ありの遺族年金はかなり手厚い!

◆遺族厚生年金、シミュレーションモデルでは、14万円の支給も!

まとめ

ということで、きょうは「保険」を考える際にまず知っておいてほしい「高額療養費制度」と「遺族年金」についてお伝えしました♪

「高額療養費制度」を知っておけば、必要以上の医療保険に入る必要はありません。

また「遺族年金」のことを知り、自身がもし亡くなったとき、家族にどういう保障があるのか?知っておくと、生命保険の保険金額を算出する際の参考になると思います。

わが家は、こうした制度を踏まえた上で、30代の10年間は「保険は最低限で問題ない」とい考えました。医療保険などにはまったく加入しませんでした♪

また保険というと貯蓄性のある保険がありますが、わが家の考えとしては、保険は「掛け捨てが基本」だと思っています。

外貨建てなどいろいろな運用方法で貯蓄性をうたう保険がありますが、保険以外の機能がつくとどうしても保険本来の「保障」が見えにくくなる分、手数料などグレーな部分が見えづらくなります😿

そうした不透明な部分にお金を投資したくなかったので、「掛け捨て」のみでこれまでやってきましたが・・・

40代になり、さすがにこの保険に手を加えていこうと思っています。

ではどういう風に見直していくか❓はまた次回に書いていきたいと思います。

 

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