投資の考え方

NISAは「一般NISA」「つみたてNISA」どれがいい?金額の上限・期限からおすすめを考えてみる

くう、ねる、ふやす

わが家では3年前から、投資信託をNISA口座で積み立て運用しています。今の投資元本は大体100万円ほど。

3年間の間で何度か売却もしましたが、基本的には4つぐらいの銘柄に毎月1万円ずつ積み立てています。

これまでの成績は上々です☺

最初はじめたころは「損するかも!」という怖さもありましたが、やってみるとちょっとした含み損ぐらいは全く気にならなくなりました。

というのもそれ以上に、プラスのリターンが大きいからです⤴投資信託は安全に少しずつリターンを求める投資法という意味では、かなりオススメできるものだと実感しています♪

で、今はその投資信託を運用するのに国も後押ししてくれています🏢

そう、NISAを始めとする非課税制度、それに加えて最近はiDeCoなんて言葉もよく聞くようになりました。みなさんはどれぐらいご存じでしょうか❓

例えばNISA、このNISAひとつとっても「つみたてNISA」なんて言葉もあったりしますよね。実はNISAには「一般NISA」、「つみたてNISA」、「ジュニアNISA」と大きくわけて3つ種類があります。

もしあなたがこれから投資を始めよう!と思っているならば、このNISAを使わない手はありません。なんたって売却益が非課税になる超オトクな制度ですから。

ということでこの記事ではそんなみなさんに向けて、NISAの違いをおさえつつ、結局どのNISA口座を使うのがお得なのか?考えていきたいと思います。

◆これから投資信託を始めようという方

◆NISA、iDeCo、どれを使って資産運用しようか?迷っている方

◆NISAとつみたてNISA、どっちにしようか?迷っている方

という方に向けて書いています。

ちなみに先に結論を書いちゃいますが、これから資産運用を始めたい!短期で売買するのではなく、コツコツ長期でゆっくりでいい、という方は・・・

「つみたてNISA」一択で問題ないかと思っています。

その理由も後で書いていきます。ぜひお付き合いください。

そもそも「NISA」は何がオトクなのか?

まずはそもそもNISAが、なぜお得と言われているのか?これはご存じですよね❓

Akoさん
Akoさん
あれでしょ?税金がかからないってヤツだよねー

そうです。株式や投資信託など金融商品の売却益に税金がかからないからです。

通常、こうした金融商品の売却益には約20%の税金がかかります。たとえば株などで100万円の利益が出たとしても、そのうち20万円は税金でもらってかれてしまうわけです😢

これはかなり大きいですよね。20%も税金でもってかれてしまうと考えるとわが家のような一般人が投資をする際には大きなハードルになってしまいます。

今日本は、個人の家計の預貯金がなんと900兆円を超えているそうです。

日銀 家計金融資産

(出典:日本銀行 「2018年第2四半期の資金循環」)

こちらは日銀が発表しているデータです。ご覧いただくとわかるように、個人の現金・預金が971兆円ととんでもない数字になっています。

国としてはこのお金💰を寝かせず、有効に活用したい、ということなんでしょう。個人のお金を市場に回しやすいように、つまり個人が資産運用しやすいよう、税金面のハードルを下げてくれた制度の一つが「NISA」なんです。

ただしこれは今のところは時限的措置。つまり、期限があるということです。まずはここをおさえておきましょう。

そしてNISAに関しては、あといくつか前提として知っておいたほうがいいことがあります📚

まずはNISA口座は一人一つが原則。たとえば複数の金融機関でふたつのNISA口座を持つことはできません。

そしてもうひとつ。「一般NISA」と「つみたてNISA」の併用もできません。たとえば最初の1年は「一般NISA」で投資信託を買ったとして、次の年に「つみたてNISA」にしたい‼と思っても・・・

その投資信託の口数をそのまま「つみたてNISA」に引き継ぐことはできません。一度「一般NISA」の投資信託を売却しなければならないのです。

ですので・・・

シソビ
シソビ
最初「一般NISA」にするか「つみたてNISA」のどちらにするのか❓その選択は結構重要だよ❢

ということになります。

国は、個人が資産運用しやすいよう、NISAなどで税制を優遇している

☑ただしNISAは、今のところ時限的措置。始めるなら、早いうちに‼

☑NISA口座を持つことができるのは、一人1つが原則。

☑「一般NISA」と「つみたてNISA」の併用はできないよ👉

「一般NISA」のメリット・デメリットをおさえる

まずは「一般NISA」の特徴です。3つのNISAの中で国が2014年に始めた一番初めの仕組みです。

シソビ
シソビ
僕は一般NISAで投資信託を運用中♪

ということで、夫のシソビくんは3年前からこの「一般NISA」をつかっています☺

特徴は次の通り。

対象者 日本にお住まいの20歳以上の方
非課税枠 年間120万円まで※2015年以前分は100万円
(5年間で最大600万円)
非課税期間 最長5年間
対象商品 ・上場株式
・株式投資信託
・ETF(上場投資信託)
・REIT(不動産投資信託)
など
投資可能期間 2014年~2023年

1年間の非課税枠は120万円。つまり1年間の最大投資額は120万円と考えていただければと。それが5年続けられます。

そして上場株式にも投資できますし、ETFも種類は「つみたてNISA」より豊富です。そして投資信託もまともな商品のほとんどがNISAの対象になっています。

ただよーく考えてみてください。1年の投資額は120万円。それって使いきれますかね?1か月換算すると、月10万円です💰けっこうな金額ですよね。

Akoさん
Akoさん
毎月10万円投資するのはうちは無理❢

そうなのです。せっかく120万円という非課税枠がありながら、使いきれない!それってもったいないですよね。

うちも含めて、そういう方のために「一般NISA」にはなかなか素敵な仕組みがあります。

「一般NISA」のメリット『ロールオーバー』を知ろう!

それは「ロールオーバー」という仕組みです。これは「つみたてNISA」にはありません。

どんなものなのか?

NISA ロールオーバー

こういう感じです。

ちょっと小さくて見にくいですが、緑枠のところに注目してください。最初の平成26年にNISA口座を開きました。この平成26年分の非課税枠は、一般NISAは5年が最長なので平成31年までです。

で、この平成31年になったときに、「ロールオーバー」という仕組みを使うことで、非課税期間をさらに5年間延長することができるんです

ちなみに5年たったとき、運用しているヒトには3つの選択肢があります。

持っている投資信託など金融商品を売却して利益を確定する。

◆特定口座や一般口座などの口座に移しかえる

◆ロールオーバーして非課税期間を延長する

最初の利益確定はいいですよね♪NISAの中で売却しますので、利益に税金はかかりません。これはこれでアリな選択です。

次の口座の移し替えですが、こちらは特定口座など移し替えた口座で運用して後に売却するときに、その利益に約20%の税金がかかってきます。そこは要注意💦

そして3つ目「ロールオーバー」。まだ120万円の非課税枠を使い切っていない!もう少し値が動くのを待って、非課税枠で運用し続けたい❢というときにこの「ロールオーバー」を使えば、この非課税枠をさらに5年間延長できるということなんですね。

たとえば平成26年に50万円しか投資しなかった、という場合にロールオーバーを平成31年にすると、残り50万円を再投資できることになります。(※70万円でなく50万円なのは、NISAが始まって最初のころは1年の非課税枠が100万円だったためです)

このロールオーバーに関して一つ知っておいたほうがいいのは、この「非課税期間の延長」というのは、投資した1年ごとに紐づいて行われるということです👉平成26年分は平成31年にロールオーバーすることで、5年延長。平成35年まで。平成27年分は平成32年にロールオーバーすることで平成36年まで、という具合です。(※もうこのころには平成はなくなっちゃいますね)

当然のことながら、わが家も非課税期間の恩恵はなるべく長く受けたいので、基本的にはこのロールオーバーを最大限に活用するつもりです。

「一般NISA」ここをおさえておこう!

投資対象は、株式、投資信託、ETF、REITと幅広い

☑非課税枠は1年120万円

☑非課税期間は、基本は5年間

☑5年たったら「ロールオーバー」してさらに5年延長が可能

 

「つみたてNISA」のメリット・デメリット

続いては「つみたてNISA」です。こちらはことし2018年から始まった新たなNISAの仕組みです。

Akoさん
Akoさん
わたしはこの「つみたてNISA」で投資信託を毎月購入しているんだよね♪

はい、この「つみたてNISA」の特徴は次のとおりです。

対象者 日本にお住まいの20歳以上の方
非課税投資枠 年間40万円まで
非課税期間 最長20年間
対象商品 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託
投資可能期間 2018年~2037年

投資金額は年40万円と一般NISAに比べてかなり少額になりました。そして「つみたて」と名前のある通り、基本的には少額で毎月定額で投資信託を買い付けていきます。

非課税期間は20年と「一般NISA」に比べてだいぶ長くなりました☺これは大きなメリットでしょう。

そして大事な点は、対象商品です。

基本的に「株式の投資信託」が主力です。ETFはわずかながら。これは金融庁が「長期積み立て」と「分散投資」に適したと考えるものを絞り込んでいます。投資信託は160本ちょっと、ということでかなり厳選されている印象です。

手数料が低い、分配金が頻繁に支払われない、などこれまで投資信託の悪癖と言われていた要素が「ない」ものが選ばれています💹そういう意味では、🔰の方が初めて投資をするにはかなりハードルが低く、安心して投資できる商品がそろっていると言えます。

☑少額で積立て。分散投資も可能。20年という長期投資

☑手数料が低いなど厳選した投資信託を金融庁がチョイス

わが家が冒頭で初心者の方が投資を始める際には、「つみたてNISA」一択で、と申したのはこうした投資初心者がとっつきやすい理由がいくつもそろっているからです。

そしてこちらも「一般NISA」と同じように、年度ごとの区切りとなります。以下は金融庁のHPにあった「つみたてNISA」の運用イメージです。

つみたてNISA

(出典:金融庁HPより)

「つみたてNISA」のデメリットは?

ということで「つみたてNISA」の特徴を見てきましたが、デメリットは何でしょうか❓

強いてあげるとすれば以下の点です。

◆投資金額が年40万円と少ない

◆毎月定額積み立てが原則。値を見て金額を変えるなどは想定されてない。

◆ロールオーバーはできない❢

投資金額は年40万円です。毎月に換算すると3万3千円ほど。これだと人によっては足りない❕という人がいらっしゃるかもしれません。

わが家も「一般NISA」のほうは、4銘柄に毎月1万円ずつ投資していて月4万円です。「つみたてNISA」だとちょっと足が出てしまいます。

また毎月の積立購入が原則ですので、安い時に一括で買って、あとは上がるのをただ待つのみ!という投資法を好む方にも有利ではありません。

そして最後、「一般NISA」と異なりこちらはロールオーバーは使えません。20年の非課税期間が終了したら、売却するか、特定口座などに移すか、どちらかになります。

「一般NISA」「つみたてNISA」どっちがいい??

ですが先ほども書いたように、わが家のようなサラリーマンの方が初めて投資で資産運用したい⤴となったときは基本「つみたてNISA」一択で問題はないでしょう♥

この「つみたてNISA」は『長期×積立×分散』で買い付けていくことで、リスクをおさえながら、利益を期待していく、という長期投資のツボをきちんとおさえてくれていますので。

ただし「長期」で積み立てていくということは、株価が下がったり、もしくは暴落したときにも買い付けていく、というマインドが重要になります👉

こうした安いときに買い付けることで、口数が相対的に増えていき、株価が回復したときに大きな利益となります。暴落したら「損切り」する、ではこの投資法は元も子もないのです💦

こういう「暴落」に見舞われたときのマインドは、侮ってはいけません。けっこう冷静さを保つのが難しくなります。「いつか回復する」とある種楽観的に構え、投資を続けられるかどうか。

20年も市場にお金を置いといたら、値が下がることは「ある」と思っておいたほうがいいでしょう☺値が下がるのを織り込んで、ここが「買い時」と思えるぐらいがイイですね♪

あともうひとつ。こういう方は「つみたてNISA」よりも「一般NISA」のほうが向いているかもしれません。

年間40万円以上、投資にお金をつぎこみたい方

◆株式やETFなど投資信託以外の商品に興味がある方

◆値が下がったときに、まとめて購入したい❢という投資スタンスの方

「一般NISA」、「つみたてNISA」どちらが優れている、ということはありません。人によって投資スタンスやリスクの許容度が異なりますので、それに合わせて、自分に合ったほうを選べんでいただくのが重要です👉

さらにいうと、もしあなたが完全に老後の年金のために資産運用したい!というのであれば、それこそ今よく聞くようになった「iDeCo(個人型確定拠出年金)」があります♪

こちらは60歳まで引き出すことができない、というデメリットはありますが、年金用と割り切ってしまえば、掛け金も所得税から控除されるなど「NISA」にはないメリットもあります。

あなたの資産運用の目標がどこにあるのか?

そこをまずは明らかにしていただくと、選べるサービスが決まってくると思いますよ。

まとめ

今日のまとめです。

まずは「一般NISA」はこんな人が向いていると思います。

「一般NISA」に向いている人

投資信託以外に株式やETFなど積極的に運用したい‼

☑投資額も年間40万円以上かけたい

☑毎月定額購入はイヤ。値が下がったときなどタイミングを見て購入したい

一方、「つみたてNISA」に向いているのはこんな方です。

「つみたてNISA」に向いている人

「長期×分散×積み立て」でゆっくり資産を作りたい!

☑毎月定額で、値動きを見ずほったらしかして投資したい!

そして、こういう方はiDeCoを考えたほうがいいかもしれません。

iDeCoに向いている人

完全に年金のために資産を作りたいという人

☑60歳までに運用したお金は引き出す必要はない!という人

 

こういったそれぞれの特徴を踏まえて、サービスを選ぶのが大切です♪どちらにせよ、今は国が投資を後押しする時代。あなたに合った資産運用の方法で、投資を身近にしていってください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪

 

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