投資の考え方

つみたてNISA、iDeCo、DC、長期積み立て投資の『出口戦略』を考えた結論。

くう、ねる、ふやす

去年から「つみたてNISA」が始まり、今はiDeCo(個人型確定拠出年金)や企業型DC(企業型確定拠出年金)もあり、投資信託で長期×積み立て投資をする環境がだいーぶ整ってきました♪

わが家も、妻のAkoさんが去年から「つみたてNISA」を。夫は、会社のDCできちんと定期積み立てをしています‼

つみたてNISAは、株式中心の投信で。そしてDCは、株式以外にも債券を組み込んだバランスファンドですが、そうはいっても株式をけっこうな比率で組み込んでいるファンドを選んでいます👉

基本はほったらしでイイと思っていますが、そうはいっても株式中心の運用です。基準価額の変動は結構あります。それなりのボラティリティがあります📊

そして、どれも数十年単位での長期積み立てとなります。その結果が出るのは、まだまだ先の話になりますが・・・

Akoさん
Akoさん
もちろん投資をしているのだから、元本以上の成績を上げたいよね♪

ですよね。リターンがないと、投資をしている意味がないですもんね。もし元本割れで終わるなんてことになったら悲しすぎます😿

わが家も、そうしたことに絶対にならないようにするためにはどうしたらいいのか❓考えてきました。

そこでこの記事では、こうした長期の投資信託でコツコツと積み立て投資をしていったときに確実に成績を上げるにはどうしたらいいのか?考えてみたいと思います。

つみたてNISA、iDeCo、DCで投資信託を運用している人

◆投資信託ってホントに利益が出るの❓と疑問の方

◆これから投資を始めたいけど、どこから手をつけたらいいのか知りたい人

こうした方々に向けて、わが家なりの考え方を書いていきます。もちろんこれが正解ということではなく、あくまでわが家の考え方という形でご理解いただければ幸いです。

そんなに難しい話ではありませんので、ぜひお付き合いください。

つみたてNISA、イデコ、企業型確定拠出年金の基本

まずはこうした投資になじみのない方のために、つみたてNISA、iDeCo、企業型DCの主な特徴だけおさえておきます。

まず3者に共通している特徴は、運用益が「非課税」になるという点ですね♪通常、投資信託は売買して利益が出た場合、約20%が税金でもっていかれてしまいますが、これらの制度はそうした税金がかからない、という非常にありがたいものになっています。

これが最大・最強のメリットであると言えますよね。

そして、どれも投資信託でも運用することができます。

ここからが違いです。まず「つみたてNISA」と「iDeCo・DC」で大きく分けることができます。

「つみたてNISA」は金融庁により去年2018年から始まった『投資の非課税制度』。それに対して「iDeCo」と「DC」は『年金』の制度です。

ここが大きな違いです。まずは「つみたてNISA」でおさえておきたい特徴です。

対象者 日本にお住まいの20歳以上の方
非課税投資枠 年間40万円まで
非課税期間 最長20年間
対象商品 長期の積立・分散投資に適した一定の投資信託
投資可能期間 2018年~2037年

投資金額は年40万円と一般NISAに比べてかなり少額です。そして「つみたて」と名前のある通り、基本的には少額で毎月定額で投資信託を買い付けていきます。

非課税期間は最長で20年です。今のところ投資できる期間はMAX2037年までとなっています。ですので去年のスタートから始めた人は満額で800万円まで投資可能ということです。

一方『年金』のiDeCoと企業型DCです。iDeCoは『個人型確定拠出年金』、企業型DCは『企業型確定拠出年金』と言います。

まずiDeCoですが、個人が自身の老後資産として掛金を積み立てていきますが、その掛金は所得控除されます。つまり、その掛金自体、課税されませんし、その上税金が安くなります💰

企業型DCの場合は、基本は企業が掛金を出します。その掛金も非課税の上、個人でその掛金に上乗せしてお金を積み立てることができます♪

さらに、さらに‼運用した掛金+利益を取り崩す時、つまり老後の『給付』のときです。先ほど書いたように運用益には税金がかからない、という非常に大きなメリット‼に加えて・・・

シソビ
シソビ
給付の時にも所得控除があって非常にオトクなんだよね♪

たとえば定年退職して、そのお金を受け取る時「一時金」といって全額受け取る方法と「年金」形式で受け取る方法などがあります。

これ「一時金」で受け取る時には「退職所得控除」が使え、「年金」の場合も「公的年金控除」が適用されます👉

なので、iDeCoや企業型DCは、税制面で非常に優遇されています☺だからこそ、金融系の情報誌などで盛んに取り上げられているんです。確かにオトクですので、使わない手はありませんよね✑

ただひとつ注意点が。iDeCoや企業型DCは、あくまで老後資産の形成のための「年金」という性格を持っています。ですので、今は60歳までは原則引き出すことができません💦ここはしっかりとおさえておいたほうがいいでしょう。

iDeCoや企業型DCのポイント

☑企業からの掛金は非課税

☑iDeCoの個人の掛金は、所得控除の対象

☑運用益は非課税

☑給付金も所得控除がある!

☑掛金は60歳までは引き出すことができない

ファンドを売却するときに株価が暴落してたら・・

と、それぞれの特徴をカンタンにおさえてみましたが、つみたてNISAにしろ、iDeCo・企業型DCにせよ、投資信託で運用する場合は、「長期×積み立て投資」が基本となります。そこで、今日の本題です‼

出口戦略をどうするか❓ですよね。

まずは、運用していた商品を売却するときを想像してみましょう。

たとえば、つみたてNISAなら非課税期間をめいいっぱい使った20年後。iDeCoや企業型DCは、とりあえず60歳、定年退職のタイミングと考えてみます。

このとき、もし株価が荒れて下落しまくっていたららどうなるでしょうか❓たとえば、わが家のように株式をがっつり組み入れて運用していたら・・・

含み損を抱えてしまうかもしれません😢

だけど、含み損を抱えた状態でファンドを売却したくありませんよね👉そりゃ、当たり前です。わが家がこれまで投資信託を運用してきた感覚から言うと、含み損を抱えた状態で投信を売却するのは、かなり身を切る辛い経験になるかと思います。

また、たとえ含み益が出ていても、下落相場で売却するよりは少しでも高いところで売って利益を伸ばしたいですよね。

ですので、こうした「つみたてNISA」とかiDeCo・企業型DCの場合は、『出口戦略』はしっかりと考えておいたほうがいいと思うんです。

では、どうすればいよいのか❓

株価が暴落すると・・・下落からの回復には時間が

景気にはサイクル=循環があるといわれていますよね。5年周期とか10年周期とかいろいろな理論があるみたいですが・・・難しいことはわからないので、例として日経平均の長期チャートを見てみます。

日経平均株価

2000年代から、たびたび下落して停滞する時期が訪れているのがわかると思います。一度下落の局面に入るとがーーっと落ちて安値のところでしばらく停滞。そこから少しずつ回復していくという傾向が見てとれますよね💹

その期間については、まちまちですが、大体一度下落すると数年間は株価が低迷してしまう、というのは言えます。

もしこの低迷時期にファンドを売却しなければならなかったとしたら・・・含み損を抱えたまま売却‼という事態にもなりかねません💦

こうならないためには、ある程度高値のところで売却して利益を確保してしまう、ということが必要になってくるかと思うんですね。

そこで制度別にもう少し詳細に分析してみます。

「つみたてニーサ」のわが家が考える出口戦略

まずは『つみたてNISA』です。こちらは非課税期間は2018年からの20年。MAXで2037年までとされています。

また、一般NISAのようにロールオーバーをして非課税期間を延長する、ということは残念ながら現制度ではできません。

先ほど見たように、日経平均の場合は、株価が一度下落局面に入ると数年間は回復しません。となると・・・

Akoさん
Akoさん
どこか上昇局面で売ったほうがいいということ?

となりますね。もう一度日経平均の長期チャートを見てみると・・・

日経平均株価

こうした水色のラインで売却すれば、含み益を確定することができる可能性が高くなります💰

よく株取引の言葉で「頭としっぽは逃せ!」という格言を聞きます。どこが天井かを見極めるのは素人ではかなり難しく、そこを判断するのはわが家も全く自信がありませんが、ここが上昇している!という局面ぐらいはとらえることはできます♪

Akoさんが去年始めた「つみたてNISA」は、2037年までが非課税期間です。ここからはあくまでわが家の考えですが、たとえば5年間は相場をとらえる期間と割り切ってしまい、2032年~2037年の間で『いい時』がきたら勇気をもって速攻で売却して、利益を確定してしまう、というのはどうでしょうか❓

2032年といってもその間は15年です。かなり長期間、元本を積み立てていることになります。わが家の場合は「楽天VT」と「ひふみプラス」に毎月1万円積立ていますので、年間24万円。15年間で360万円の元本が貯まる計算です。

今後の15年、相場がどういう風に動くかはわかりませんが、これだけの元本が積みあがっていれば、それなりのリターンを期待することはできます。

シソビ
シソビ
別に20年ずっと継続しなければいけない理由はないよね。利益が出たら、売却してしまおう!

これがわが家の考える「つみたてNISA」の出口戦略のひとつです。

ではもし、この期間ずーーーっと下落相場になってしまい、元本割れを起こしていたらどうするか

そうしたらもう特定口座に移管して、相場が上がるまで積立投資を継続するしかありません。。💦売却益には税金がかかりますが、元本割れで手じまいするよりかはマシです。

「つみたてNISA」の出口戦略

◆2032年ぐらいから、利確できるタイミングを探る!

⇒20年MAXで運用しなくてもいい、という考え方

iDeCo、確定拠出年金の出口戦略を考える

続いて、「年金」です。iDeCoや夫がやっている企業型DCの場合はどうでしょうか?

iDeCoは原則60歳になるまで掛金の拠出が続きます。企業型DCは企業によって違いがあるかと思いますが、とりあえずは定年退職する60歳をひとつの区切りと考えてみます。

で、出口戦略ですが、基本は「つみたてNISA」と一緒です。高いときに投信のファンドを売却して手じまいしてしまう!これに尽きるかなーと思います。

夫であれば、50代に入ったら。ざっくり10年ぐらいの相場の中で、手じまいするタイミングを計ろうかなと今は思っています。

そして、ここからが「つみたてNISA」と異なるのですが・・・たとえば50歳で売却したらまだ10年ほど運用期間が残りますよね?そこをどうするか?

これは「預金」という形で現金で持っていてもいいと思いますし、またはリスクの低い「債券」を中心とした投信のファンドに移行するのが手かなーと思っています。(これを『スイッチング』といいます)

こちらもかなりの長期間積み立てをしているので、元本はおそらく数百万円の単位になっていると思います。ですので、50代まできたら・・・

シソビ
シソビ
リスクの低い資産に移行する!

という考え方が大事になってくるかなと思います🐸

iDeCo、企業型DCの出口戦略

◆50代ぐらいから低リスク資産への「スイッチング」を考える

まとめ

ということで、きょうは「つみたてNISA」や「iDeCo」「企業型DC」など長期で運用する投資信託の『出口戦略』について、わが家なりの考えをお伝えしました♪

まとめると以下のとおりです。

「つみたてNISA」の出口戦略

◆2032年ぐらいから、利確できるタイミングを探る!

⇒20年MAXで運用しなくてもいい、という考え方

iDeCo、企業型DCの出口戦略

◆50代ぐらいから低リスク資産への「スイッチング」を考える

制度の違いはあるものの、大事なのはずーっとほったらかしにしないことです。気付いたときに元本割れしていて、売却せねばならない状態になっていたら・・・

なんのための投資だったのか❓わからないですよね。

こうした投信の長期投資は始める時期や積み立てのタイミングなどは特に考えなくてもできるのですが、利確するときはそのときの基準価額がモロにからんでくるので、『出口戦略』が重要になってきます📚

こうした制度で、投信を運用している方は、一度考えてみるといいかもしれません。

 

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