投資の考え方

投資信託は、投資の種類の中でホントに失敗しにくい投資法なのか?

くう、ねる、ふやす

わが家では3年前から投資信託をNISAやつみたてNISAで積み立て投資をしていますが、投資信託って世間で言われているようにホントに「低リスク、低リターン」の金融商品なんでしょうか❓

わが家は正直いうと、そこにやや疑問を感じています。投資信託は「低リスクだから安心‼」と初心者の人が変な買いかたなどをしてしまたったら・・・

やっぱり損を出すってことも充分あると思うんですよね。あ、つまり、利益をあげられないということになりかねない、ということです💰

Akoさん
Akoさん
うちだって投資初心者じゃない。けど今、ちゃんと含み益が出ている。やっぱり投資信託って低リスクだと思うけど。
シソビ
シソビ
それは買いかたに気をつけているから。今利益が出ているのは、運の要素もあるし。リスクだってもちろんあるんだよ。

そこでこの記事では、投資信託ではどういったリスクが考えられるのか❓検証してみたいと思います。

つみたてNISAで投資信託を始めようかな?と思っている方

◆投資信託を運用して間もない方

◆3年ぐらい積立運用するとどれぐらいの利益が出るのか❓知りたい方

こんな方々を対象に書いています。おつきあいください。

投資で失敗?損をしている人が4割以上いる現実

ことしは金融庁がつみたてNISAを始めた年からなのか❓投資信託に関して興味深いデータがいくつか発表されました。

ひとつは2018年の夏に発表されたこちらのデータ。ざっくり言うと、4割ほどの投資家が投資信託で損をしている、というものです💦

ええーーって思いますよね🐸詳しく見てみましょう。

金融庁 投資信託

(出典:金融庁「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIを用いた分析」)

こちらは主要銀行9行と地方銀行20行を対象にしたもののようですが・・・サマリーを見ると、二つのことが結論づけられています。

金融庁のデータからわかること

☑半数強は運用益はプラスだが、4割強は運用益がマイナス

投資信託の保有期間が長くなるにつれ、プラスになる傾向

これを裏付ける資料がこちらです。

金融庁 投資信託

ちょっと見づらくて恐縮ですが、左側のグラフが、運用損益別の顧客比率💹。こちらを見ると確かに46%の顧客の運用益がマイナスになっています。

そしてもうひとつ。右から2番目のグラフでは、投信の保有期間が長ければ長いほど、運用益がプラスになる傾向が高くなる、とデータからは読み取れます👉

まず半数弱が投資信託で損をしているという現実。これはわが家からすると、かなり驚きです😲4割以上が損している、ということはリスクがめちゃめちゃ高くないですか❓

ただ一方で次のデータでは、「保有期間が長くなればなるほど運用益がプラスの顧客が多くなる傾向」にとあります。

つまり長期保有することで、運用益が高くなる傾向にあるということなんです☺グラフの読み解き方にもよりますが、わが家が見たところ、保有期間が3年以上になると6割近くの顧客が運用益でプラスになっています‼

わが家は投資信託に関しては、「長期×分散×積み立て」が原則だと思っています。長期に関しては10年、20年以上のもっと長い期間を想定していますが、少なくとも3年以上は投信を保有していかないと満足いく結果にはならないのかもしれません。

Akoさん
Akoさん
やっぱり短期はあまりいい結果を生まないみたいね。
シソビ
シソビ
短期だと相当「読み」と「運」の要素が強くなってくると思うよ

そしてもうひとつ。このデータの前提で注目いただきたいことがあります。それはこの調査対象が「銀行」であるという点です。

これもわが家のブログでは何度か強調してきましたが、銀行で投資信託を買うのはわが家的にはあまりオススメしていません💦

それはなぜかというと・・・

いまだに手数料や信託報酬が高い投資信託が売られている

◆ともすると、銀行側に都合のいい投資信託を売られる恐れがある

からです。

これがネット証券だともう少し違う結果になったかもしれません。と思いますが、一方この結果に対し銀行側からは反発の声もあがっているようです。

”信託銀行の関係者は、 「一般的に個人投資家は、2割の利益が出ると売却する。一方で含み損のある投信は抱え続ける」と指摘。「半数が損というのは実態と乖離(かいり)している」と主張する。”

顧客の利益をより出しているのはネット証券?銀行?

先ほどのデータはことしの6月に出されたものですが、11月にも金融庁から新たなデータが発表されました。

こちらは39社が共通KPIという成果指標で結果を公表しています。銀行だけではなく、証券会社や独立した投信を販売している会社も含まれています。

金融庁 投資信託

 

(出典:金融庁「各金融事業者が公表した『顧客本位の業務運営』に関する取組方針・KPIの傾向分析」より)

こちらのサマリーを見てみると、合算ベースにしてやはり4割の顧客の運用損益がマイナスになっています。残念ながら・・・うーん、なんでこうなるんでしょうね💦

さらにこちら。

金融庁 投資信託

投信を販売する会社ごとにどこがどれだけ顧客の利益を上げているか❓をまとめています。驚きなのは、上位3社はいずれも独立系の投信を販売する会社だということ。

わが家が愛用している「ひふみプラス」を販売するレオス・キャピタルワークスも2位にランクインしています♥

1位:コモンズ投信 98%

2位:レオス・キャピタルワークス 91%

3位:セゾン投信 85%

これまでさんざん、投信で投資家は損していると言ってきましたが、この上位3社を見てください。顧客の8割以上が運用損益がプラスになっています☺これぐらいの数字が出ている会社だとだいぶ安心して投資できるんではないでしょうか。

このグラフを見てみると、一概に銀行が成績が悪い、ということもなさそうです。証券会社も銀行も、成績の良いところもあれば、悪いところもあります。

それにしてもこのグラフはなかなか衝撃的です。なぜ、同じ投資信託という商品を扱っているのにこんなにも差が出てくるのでしょうか❓

ひとつは当然、ファンドの特徴にもよるとおもいます。金融機関によって扱っている投資信託に差がありますので。。

シソビ
シソビ
だけど、僕たち投資家が気をつけるべきこともあると思う。次はそこを考えてみる。

セゾン投信、ひふみ投信・・・から何を学ぶのか?

では今回のデータから、どんなことがわかるのか❓

成績がよいセゾン投信やレオス・キャピタルワークスに関しては、社長の中野さんやファンドマネージャーの藤野さんがさまざまなところで投信の理念について発言されていますよね👉

そのあたりの発言から推測してみると、となりますが・・・

やはり「長期保有」と「積立」「分散投資」がキーワードになってくるんではないでしょうか❓わが家がオススメしている「長期×分散×積み立て」です。

どういうことか?たとえばですが、こちらをご覧ください。アメリカの代表的な株価指数「S&P500」のここ5年のチャートです。

S&P500

見事なまでの右肩上がりです💹リーマンショック後、アメリカ経済は大きな下落を迎えることなく非常にきれいなチャートで経済成長を続けているのがわかりますよね。

もしあなたが100万円の種銭があって、このグラフの結果を予想できている上でアメリカ経済にドバーンと投資しよう‼ということであれば・・・

5年前の赤い丸をつけているところでまとめてお金を投入して一括購入するのが一番利益が上がります。

わざわざ「買付の時間を分散させたり」「金額を積み立てて買う」のは余計なことになります。それでも利益は上がりますが、一括購入のほうに軍配は上がります。

ただ現実的にはなかなかこうはいきません😢投資家心理を加味していないからです。

たとえばこちらはどうでしょう。ここ1年の日経平均株価を見てみます。

日経平均株価

ジグザグに動いていますねー。そう。ちょっと前の10月ごろはバブル期並みと言われる24000円台まで日経平均は上がりました⤴

が、その後急落。今は21000円から22000円のあたりをいったりきたりしています。

このグラフを見ると、明らかに買い時なのは2018年3月過ぎの20500円を割ったところ。もしくは先月末の21000円を割ったところで、ここで日経平均に連動した投資信託を一括購入すると利益はより出る形になりますが・・・

ここをねらって買うのはかなーり難しいです💦

なぜなら、こういう下がっているときは投資家の心理はこう働くからです。

Akoさん
Akoさん
まだ下がるかもしれないから、ここは控えて置こうかな?

このグラフは結果がわかった上でみなさんに提示しています。しかし、今もそうですが、今後の日経平均がどうなるか❓なんてのは素人の投資家にはわかりません。

3月過ぎの下落のときだって「まだ下がるかもしれない・・・」という心理が多くの人の中では働きくことになると思います。

Akoさん
Akoさん
ここで下げ止まりだから、このポイントで買いだ!

と動ける投資家は、なかなかいないのではないかなーというのがわが家の認識です。

だからこそ・・・

日経平均株価

こんな感じで毎月決まった日に定額で積み立て購入することをわが家は実践しています。こうすることで、価格をならしていくことができます💰同じ1万円で購入するとしても、株価が高いときには口数が少なくなりますが、株価が下がったときには口数が多くなります👲

これでものちに株価が上昇したすれば、大きな利益となっていくんです⤴

こういう買付の仕方をしていくと自然と「長期×分散×積み立て」という形が理想的になってきます。

わが家はそこに少~しアレンジを加えることで、より利益が上がるようにしています☺このあたりの解説は「基準価額」と「購入価額」という観点からこちらの記事でもまとめていますので、あわせてご覧いただけるとより理解が深まると思います。

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まとめ

ということで、ことし金融庁が発表したデータをもとに損しないための投資信託の買い付けの仕方を検証してみました。

最後に、冒頭の方でも出しましたが、金融庁のデータの中でわが家が一番注目しているデータをもう一度ご覧ください。

金融庁 投資信託

これを見ると、投資信託の保有年数が長いほど、運用損益率でプラスになる傾向が高くなっています。

これはもちろん過去5年ほどの株価の動きが大きく関係していることとは思います。しかし、一方で「長期保有」することが、投資信託で安定的に利益を上げるヒントを示しているのかなーとも思っています。

このへんの金融庁のデータは、ネットで検索すれば一発で出てきますので、興味ある方はぜひ一度ご覧いただけるといいのかなと思います。また11月末になったら、わが家はいつもどおり投資信託の定期積立を行っていく予定です。

また今月の運用報告もしていきますので、またご覧いただけたらウレシイです🐸

 

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